お醤油をそっとたらせば、
小皿の中は春爛漫。食卓に花が咲く。
さりげなく楽しい食事のひとときを演出。
金沢21世紀美術館に隣接したクリエイティブな環境の中で、永く愛されるさまざまなプロダクトデザインを提案してきたエイジデザイン。工業製品やクラフト、伝統工芸など幅広いデザインカテゴリーの中、新しいモノづくりの感性を吹き込めれば、との想いから生まれたのが「hiracleさくら小皿」である。この小皿、お醤油や出汁を注ぐと、ぱっと桜の花模様が浮かび上がるという、なんとも不思議で楽しい器。なるほど評判を呼ぶわけである。
長年温めてきたアイデアを自社ブランドとして提案。
これまで描きためてきたデザイン画からヒントを得て、自社ブランドとして日常の食卓のアイテムをお届けしたい、できれば伝統工芸の九谷焼で。そう決意してからというもの、3Dシュミレーションにはじまり、職人さんとの意思疎通が苦心する中で何度となく試作を繰り返し、ようやく自分が求めていた小皿に辿り着いたという。「日本を代表する伝統工芸である九谷焼でありながら、あえて絵付けをしないシンプルなカタチで、現代の食卓にとけ込むデザインに仕上がったと思います。金沢ブランドの認定を受けたことで、注目度も一気に上がり、全国の百貨店などから問い合わせがあります」と語る稲垣代表の目は、すでに次の金沢発のプロダクトデザインに向けられていることは言うまでもない。
会社名 | エイジデザイン株式会社 |
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所在地 | 金沢市広坂1丁目2番32号 北山堂ビル4階 |
電話番号 | 076-222-0023 |
Webサイト | https://www.agedesign.co.jp/ |