創意と工夫を積み重ねて、
サプライズをカタチに
現場を見つめ、現場のニーズに応える「世界品質」の提案
石野製作所では、1974年の「自動給茶装置付き寿司コンベア機」のヒットに続き、これまでに次々と新しい回転寿司用コンベアを開発してきた。店のアイドルタイム(閑散時間)にレーンの長さを変えられる「バイパス切替え装置付きコンベア」をはじめ、握った寿司皿を自動的にコンベアに供給する「NACS」、衛生管理の厳しい海外ニーズに対応するためコンベア上に透明カバーを取り付けた「クリアルーフ付きコンベア」、磁石を使って皿を回転させる「チェーンレスコンベア」など枚挙にいとまがない。さらに、“回転寿司店の厨房を、徹底的に合理化する”ことも使命と考え、裏方の作業の合理化に貢献した「自動皿洗浄機」、寿司職人の「にぎり」の技術を徹底的に分析し機械化した「自動寿司にぎり機」といった周辺機器を次々に開発してきた。こうした企業風土の根底には、「こんなものがあれば」という声を聴き取りしっかり応えるだけでなく、独自の視点で現場を見つめ、創意と工夫を駆使して「こんなことまでできるのか」というサプライズまでもお届けしたいという創業以来普遍の想いが脈打っている。
“楽しさ”を満載して走るトレーこそ、サプライズ・エクスプレス
そんな石野製作所が長年にわたり回転寿司の世界に携わってきた経験と実績を活かして創り出したのが、注文した寿司をコンベアとは別レーンで指定した客席に運ぶ「オーダー品供給装置 ”特急レーン”」である。Wレーンタイプの寿司コンベアに比べ、走行音が小さく、搬送のスピードもアップし、清掃のしやすさと安全性・メンテナンス性を大幅に向上させた「特急レーン」トレーを、さらにエンターテインメント性をプラスして進化させたのが「サウンドライナー」である。メロディと光が出るトレーと聞けば「子どもが喜ぶ、あのトレーのことか!」と思わず膝を打つ方も多いのではないだろうか。「これまで走るトレーで音と光を出すものがなかった。そこに着目してファミリー客をターゲットに開発に至った」と中嶋総務課長は語る。電車の形状をしたトレーが美味しいお寿司を目の前に運んでくるというだけで、一家揃っての食事タイムがいっそう楽しいひとときになることうけあいである。
会社名 | 株式会社 石野製作所 |
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所在地 | 金沢市増泉5丁目10番48号 |
電話番号 | 076-277-1851 |
Webサイト | https://www.ishino-group.com/ |