ヤマト・泡ポン酢

株式会社ヤマト醤油味噌

料理の仕上げに使う泡状のポン酢です。

この商品の特徴と、その使い方

当社は1911年創業で、醤油・味噌・甘酒・どぶろく等の発酵食品を製造&販売する会社です。
さて、泡状の調味料の大きな特徴は、口に含んだ時に、そのソースが持つ独特の香りが口腔から鼻腔に抜ける楽しみが有る事、そしてその刺激が良い飲食体験として実感される事です。この「ヤマト・泡ポン酢」は、付属の専用ポンプフォーマーに詰め替えて使用する事で、消えにくい泡状のポン酢に成ります。“白い泡“で提供されるので、和食はもちろん、洋食にもお皿の上の”最後の飾り“として使うことが出来ます。極めて日本的かつ魅力的な”柚子の香り“ですが、提供者が、これを泡にしてお皿の上に盛り付けすると、食べるゲストの方に対しては、鼻腔をくすぐるような、印象的な食体験を創造する事が出来ます!イクラの軍艦巻きや、鱈の白子や、サラダのトッピングや、カルパッチョの上に載せる等、和食に限らず、洋食にも、盛り付けたお料理の最後にかけるフィニシングソースとしてお楽しみいただけます。

商品開発の狙いと、バックグラウンドストーリー

この商品は、当初は主に、寿司屋さんや、和食店、ホテルやレストランなど、プロ料理人をユーザーとして、飲食店での採用シーンを想定して開発致しました。
泡にすることは、原理的には簡単でした。しかし、これを実際の調理の場面で、料理人の方々に実際に使って頂くと、特に酢の物や、「酸味」の有る食材、また「油脂」を多く含む食材に泡ポン酢を掛けて試して見ると、「しょぼしょぼしょぼ・・・」と泡が溶けてしまって、泡の形態を保持できないという想定外の事態が発生しました。泡の形態を30分以上保持するために、ゲル状にする素材を幾つか組み合わせて、酸にも油脂にも耐性のある最適なレシピを開発する事に思いのほか時間がかかり、これに一年以上を要しました。
泡にした時には、原液と空気が混ざると、原液の味や香りが口腔や鼻腔内で、更に強調されて感じられることから、元のポン酢をまろやかな味に調整する事も必要になり、このポン酢原液のレシピも再調整しました。これで、食材と合わせた時に、最適な香りと味になるように商品化する事が出来ました。
″寿司“の個人年間購入額上位の石川県金沢市の「すし食文化」に、新しく「泡ポン酢」を軍艦巻きに添えて提供するようになる等、新たな名物を創り出せたら良いと希望いたします。
また、フランス料理や、地中海料理のお皿にも、この“金沢の味”が、フィニシングソースとして使われるように、海外市場開拓にも注力していきます。

会社名 株式会社ヤマト醤油味噌
所在地 金沢市大野町4丁目イ170番地
電話番号 076-268-1248
Webサイト https://www.yamato-soysauce-miso.co.jp

記載の情報は2025年10月現在のものです。